ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

交響曲全集 ヘルベルト・ブロムシュテット&シュターツカペレ・ドレスデン(5CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BRL96040
組み枚数
:
5
レーベル
:
:
Holland
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ベートーヴェン:交響曲全集(5CD)
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮シュターツカペレ・ドレスデン


1975〜80年ステレオ録音。ドイツの名門シュターツカペレ・ドレスデン全盛期のサウンドをアナログ完成期の名録音が見事に再現する注目度高い全集セット。ルカ教会の美しく豊かな残響の中に響くふくよかでブリリアントなオーケストラの音は実に魅力的で、ホルンのペーター・ダムやティンパニのゾンダーマンといった名手たちのソリスティックな技も切れ味よく収められるなど、細部と全体のバランスが見事に整っているのも特筆されるところです。
 楽譜を尊重し、慣習への無用な依存にはしらないブロムシュテットの誠実な態度と端正な造形感覚も作品にふさわしく、アナログ時代末期に大評判となったことが改めて思い出される充実感がたまりません。
 Berlin Classics原盤で、録音時期によって多少の差はありますが、どれもアナログ完成期の名録音といえる水準の高さです。

【ブロムシュテット】
1927年7月11日、マサチューセッツ州のスプリングフィールドに誕生。両親は仕事でアメリカに滞在していたスウェーデン人で、2年後にはスウェーデンに戻っています。
ブロムシュテットはストックホルム王立音楽院とウプサラ大学のほか、ジュリアード音楽院やダルムシュタットでも学んでいます。現代作品からバロックまで幅広い音楽を勉強したブロムシュテットは、1953年にクーセヴィツキー賞を受賞し、1955年にはザルツブルク指揮者コンクールで優勝。
その間、1954年に、ストックホルム・フィルを指揮してデビュー、ほどなくノールショピング響、オスロ・フィル、デンマーク放送響、スウェーデン放送響の首席指揮者を歴任、やがて1975年にシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者となり、以後は国際的な活動を展開していきます。
1985年、サンフランシスコ交響楽団の音楽監督に任命され、1995年には再びドイツに戻って北ドイツ放送交響楽団の首席指揮者を経て、1998年にライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の首席指揮者となります。
以後はフリーとして活動し、現在はサンフランシスコ交響楽団の桂冠指揮者、ゲヴァントハウス管弦楽団とバンベルク交響楽団、NHK交響楽団の名誉指揮者でもあり、日本もよく訪れています。(HMV)

【収録情報】
ベートーヴェン:交響曲全集


● 交響曲第1番ハ長調 Op.21
● 交響曲第2番ニ長調 Op.36
● 交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』
● 交響曲第4番変ホ長調 Op.60
● 交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』
● 交響曲第6番変ホ長調 Op.68『田園』
● 交響曲第7番イ長調 Op.92
● 交響曲第8番ヘ長調 Op.93
● 交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』

【第9番のソリスト、コーラス】
 ヘレナ・デーゼ(ソプラノ)
 マルガ・シムル(アルト)
 ペーター・シュライヤー(テノール)
 テオ・アダム(バス・バリトン)
 ライプツィヒ放送合唱団
 ドレスデン国立歌劇場合唱団

 シュターツカペレ・ドレスデン
 ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)

 録音時期:1975〜80年
 録音場所:ドレスデン、ルカ教会
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 原盤:Berlin Classics

総合評価

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4.5

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ブリリアント盤の音質はやや硬めというか、...

投稿日:2022/10/10 (月)

ブリリアント盤の音質はやや硬めというか、デジタル風の音の輪郭がくっきり鮮明に出てくるタイプといえそうだ。一方、キングのハイパーマスタリング盤はいかにもアナログ風の柔らかい音質で、ふっくらふくよか。若干くぐもったところがあるので薄いベールがかかったような印象もあるけれど、デジタル臭さがないナチュラルな雰囲気が心地よい。聴き比べるとブリリアント盤は情報量を少し間引いて、すっきりさせたように思う。この全集はキング盤で聞くのがお勧め。

ROYCE さん | 神奈川県 | 不明

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とてもお安かったので少し心配でしたが、し...

投稿日:2021/03/21 (日)

とてもお安かったので少し心配でしたが、しっかりとしたケースに入っており、音も綺麗でした(ケースの留めが固く、ディスクを外すのに一苦労したのはご愛嬌でしょうか…)。ブロムシュテット氏とシュターツカペレ・ドレスデンの演奏で、決して鬼気迫るというタイプのものではないのですが、ベートーヴェンの交響曲の豊かさを感じられる良い録音だと感じました。特にマイナーな第1番や第2番などが魅力的でした。

チキンラーメン さん | 不明 | 不明

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いい意味でちょっとおっとりした感じのひと...

投稿日:2020/04/22 (水)

いい意味でちょっとおっとりした感じのひと昔前のシュターツカペレ・ドレスデンの名門らしい豊かなサウンドが教会にきれいに響く。いまやすっかり大巨匠になったブロムシュテットもこの頃はまだ若く、働き盛りのきびきびした指揮ぶりである。特に「田園」はとてもいい。

saitaman さん | 埼玉県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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