オペラと並んで最もモーツァルトらしいジャンルといわれるピアノ協奏曲。その中でもこの2曲はとりわけ人気の高い作品です。貴重な短調作品である第20番と、モーツァルトの“白鳥の歌”とうたわれるほど美しい第27番。今もなおカルト的な人気を持つイギリスの名ピアニスト、カーゾンとブリテンとによる、あまりにも美しい録音は今なお光彩を放っています。 (C)RS