昔買ったLondon版(amzn.to/2NLlYd4 (FOOL-23083) )からの買い直し.
中身は同じとはいえ,音が全然違う.2,3ランク上のオーディオを聴く感じになった.何といっても解像度が違う.音が団子にならずに分離している.たとえば,London版では,「アッピア街道」におけるトランペットのハモり方(Riccodi版スコアの練習番号20の5小節目)が何か変だったのが,ちゃんと聞こえる.また,フォルテがいくつ付いても,音圧だけが来るんじゃなくて,ちゃんと1つ1つの音が前に出てくる.全く別物だ.
それより,当時,フランスのオケ以上にフランス的と言われていた(笑)モントリオール響だが,音が変わってしまった分,印象もかなり変わってしまった.あれ?これって,自分が今まで思っていたフランス的なんだっけ?みたいな変な感覚もある.
ともあれ,CDを買い直す時代になるとは思わなかったな.