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プロコフィエフ:ピアノ協奏曲集

バヴゼ (アーティスト) 形式: CD

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CD, CD, リミックス含む, 2014/2/25

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曲目リスト

1	Piano Concerto No 1, Op 10
2	Piano Concerto No 2, Op 16
3	Piano Concerto No 3, Op 26
4	Piano Concerto No 4, Op 53
5	Piano Concerto No 5, Op 55

商品の説明

Exclusive Chandos artist Jean-Efflam Bavouzet tackles Prokofiev's five formidable piano concertos. Mr. Bavouzet's is recognized for his flair for powerful twentieth-century repertoire. Gianandrea Noseda leads the BBC Philharmonic. Prokofiev wrote these works mostly as personal vehicles during his most active period as an astonishingly gifted performing pianist.

登録情報

製品サイズ ‏ : ‎ 13.59 x 13.31 x 1.7 cm; 130.12 g
メーカー ‏ : ‎ Chandos
EAN ‏ : ‎ 0095115180228
商品モデル番号 ‏ : ‎ 28931439
オリジナル盤発売日 ‏ : ‎ 2014
レーベル ‏ : ‎ Chandos
ASIN ‏ : ‎ B00HFEBYT0
原産国 ‏ : ‎ アメリカ合衆国
ディスク枚数 ‏ : ‎ 2

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ニゴチュウ　(Nigochu)

バヴゼとノセダのコンビが放つ現代的洗練を究めたプロコフィエフ

2014年2月24日に日本でレビュー済み

フランスのピアニスト、ジャン＝エフラム・バヴゼ（Jean-Efflam Bavouzet 1962-）とイタリアの指揮者ジャナンドレア・ノセダ（Gianandrea Noseda 1964-）によるプロコフィエフ（Sergei Prokofiev 1891-1953）のピアノ協奏曲全集。オーケストラはBBCフィルハーモニックで、2012年から2013年にかけての録音。収録内容の詳細は以下の通り。

【CD1】
1)　ピアノ協奏曲第1番変ニ長調 op.10
2)　ピアノ協奏曲第2番ト短調 op.16
3)　ピアノ協奏曲第3番ハ長調 op.26
【CD2】
1)　ピアノ協奏曲第4番変ロ長調 op.53 （左手のための）
2)　ピアノ協奏曲第5番ハ長調 op.55

このピアニスト、指揮者、オーケストラの顔合わせでは、2009年録音のバルトーク（Bartok Bela 1881-1945）のピアノ協奏曲の全集があった。私はその録音にたいへん感銘を受けたので、このプロコフィエフについても、さっそく拝聴させていただいた。これがまた大層良かった。当演奏から受けた印象を要約すると、「明るく、こまやかな配慮の行き届いた精密なプロコフィエフ」といったとこだろうか。

私がこれらの楽曲の録音で忘れられないのは、1974年～1975年に録音されたアシュケナージ（Vladimir Ashkenazy 1937-）とプレヴィン（Andre Previn 1929-）によるものである。それはプロコフィエフの持つ多面的な魅力、すなわち叙情性やグロテスク、古典性と現代性の同居といった要素を全編に渡って引き出し、かつ色彩感に満ちながら、ロシア土俗的と言ってもよい迫力を伴った名演で、私はそれこそ数限りなく聴いたものだ。

そのアシュケナージ盤と比べると、このバヴゼの演奏は、洒脱な印象を受ける。グロテスクの要素が影を潜めたかわりに、高音域の繊細な配色を際立たせて、繊細なモザイク画のような色感で、全体的な重量感を軽やかにし、実に現代的といっていいフレッシュな味わいに仕立て上げた。これはこれで、たいへん魅力的。

例えば第1番。天才プロコフィエフの学生時代の傑作であるが、この軽妙でノリのいい音楽を、バヴゼとノセダは、軽やかな音色を基本として、機転の利いたアーティキュレーションを織り交ぜて、まるでラヴェル（Maurice Ravel 1875-1937）のように仕立て上げた。パーカッションの明瞭な響きは、この音楽が、音色とリズムの点で、鮮烈な魅力を持っていることを端的に示している。

第5番も素晴らしい。バヴゼがこれまで印象派のピアノ曲に取り組んできた成果が、微細な表現力の集積として結実している。オーケストラとの呼吸も見事で、この曲に含まれる妙味をたいへん楽しげに表してくれるので、聴き手に豊かさが伝わってくる。

第2番や第3番は、人によっては、より重量感のある迫力を求めるかもしれない。しかし、バヴゼの音色は、粒だっていて、鮮やかに音階を駆け巡る指捌きは、十分にスリリング。私はそのフィーリングを存分に楽しませていただいた。当演奏もまた実に立派なプロコフィエフであり、大事なものが欠けているという感じはしない。バヴゼとノセダのアーティスティックな見識による見事な回答になっている。

私の大好きな曲集に、この名盤が加わったことはたいへんうれしい。

15人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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voodootalk

中でも『Piano Concerto No. 3 in C Major, Op. 26』が圧巻

2014年4月24日に日本でレビュー済み

2012年6月29日と11月5日、そして2013年8月8日−9日と9月11日、イギリス、サフォークのメディアシティUKにて録音。ジャン＝エフラム・バヴゼが、ジャナンドレア・ノセダと組み、BBCフィルハーモニックで録音したプロコフィエフ　ピアノ協奏曲全集である。この組み合わせは、CHAN10610でリリースされているバルトークのピアノ協奏曲全集と同じ組み合わせなことに気がつくファンも多いだろう。つまり、あの時の演奏が気に入った二人によるプロコフィエフということになる。

ぼくの周りのクラシック好きはこのジャン＝エフラム・バヴゼがリリースしたフランス音楽のアルバム、特にドビュッシーのアルバムを高く評価する人が多い。確かに、フランス人らしい上品さに満ちた『国技』とも言えそうな作品でもあり、評価されるのも無理ない内容だと思うのだが、ぼくはそれほど好きではなかった。しかし、このプロコフィエフのコンチェルトは久々に聴く素晴らしい演奏ですっかり気に入ってしまった。

中でも『Piano Concerto No. 3 in C Major, Op. 26』が圧巻だ。ぼくはこの曲の最も好きな演奏は、1962年にバイロン・ジャニスがキリル・コンドラシンと組んで録音した『Mercury Living Presence』のものが最も気に入っているのだが、その演奏に迫る好演だと思った。逆にもしこちらの演奏が気に入って、バイロン・ジャニスがキリル・コンドラシンと組んだアルバムが未聴であれば、ぜひ聴かれることをお薦めしておきたい。

録音も優秀。聴いていて熱くなるいい演奏である。

8人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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Nikolaus Muehle

Brilliant und im Sinne Prokofievs

2019年10月9日にドイツでレビュー済み

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Diese Gesamt- Einspielung hat mich positiv überrascht. Da ich nur die alte Einspielung von Ashkenazy (aus 70-ger Jahre), die mich seit fast 30 Jahren begeistert hat. So hatte ich mich auf die Suche nach einer neuen Einspielung gemacht, und bin über die von Bavouzet gestolpert. Ich kannte nur seine elegante Debussy Einspielungen.
Doch auch bei Prokofiev weiß er den richtigen "Ton" anzuschlagen. Die immensen technischen Hürden sind für Ihn kein Problem, da bleibt er sehr souverän, sportlich und überlegen. Was diese Aufnahme auszeichnet ist das gute Klang-Verhältnis zwischen Klavier und Orchester und die vielen kleine subtilen Momenten in Prokofievs Musik, die er zu nutzen weiß. Er weiß in dieser Musik die Feinheiten zu würdigen, das verleiht Prokofiev Musik einen gewisse Noblesse . Man höre sich das das 4. Konzert für die linke Hand an, das habe ich so kompakt und nuanciert und dennoch virtuos noch nicht gehört. Einfach schön zum anhören.
Eine gelungen Gesamteinspielung (sicherlich neben anderen auch), die einmal mehr hervorhebt wie klasse diese Konzerte von Prokofiev sind, und zwar alle 5!!!

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Jacques Methe

Five Stars

2017年1月26日にカナダでレビュー済み

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Exactly what I was expecting

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Robert Rosenberg

somersaulting into Prokofiev's laughing lake

2015年5月12日にアメリカ合衆国でレビュー済み

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Bavouzet and conductor Noseda go through a series of manic calisthenics all to conjure up composer Sergei Prokofiev's tongue wagging images of a Sultanesque Russian metropolis and a Parisian city of mirrors mirth and tears. Concerto #1 is a pounding bottom wiggler where heavy brassy chords quicken into a mad
Zigzag through traffic from hell or The CHAMPS ELYSEE. CONCERTO #2 is a brooding masterpiece coinciding with Prokofiev's brst friend's suicide! The next concerto proved how stunningly Sergei could be. The insane motoric nervosity enters in stunning slowness in the 3rd movement.

All musicians are up to the task. Bavouzet has a style rarely heard today, achieving super virtuosity through a lightness of touch that can be hard on the ears when he bearing down in paroxisms of lyrical power. Pinball machine or troubadour a great buy! Adjust sounds as you go!

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A/Burrows

Jean-Efflam Bavouzet shines in all five of Prokofiev's Piano Concertos for Chandos!!!!

2016年5月8日に英国でレビュー済み

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It's been a great experience to explore these five Prokofiev Piano Concertos in excellent sound by Chandos (2014) and played by the French pianist Jean-Efflam Bavouzet. I first became aware of him in 2007 when he released five volumes of Debussy's piano music to great acclaim, including Editor's Choice on Gramophone. I soon became aware of his sensitive but commanding touch and very much enjoyed listening to his interpretations of those Debussy recordings.

Now he has impressed me with his interpretations of Prokofiev's complete Piano Concertos rivalling other recordings that I have, including Michel Beroff on EMI, Martha Argerich on EMI and DG plus Boris Berman and Horacio Gutierrez also on Chandos.

The more I listened to Bavouzet playing these Concertos the more I became mesmerised by his stunning playing like in Prokofiev's most difficult second Piano Concerto or his more popular third Concerto.
But his playing too in Prokofiev's technically difficult Piano Concerto's No.4 (For the left hand) and No.5 showed real power in low registers and fast passages.

He is accompanied by Conductor Gianandrea Noseda and the BBC Philharmonic who's playing is fine throughout these Concertos with rich strings and strong brass.
Noseda and the BBC Philharmonic have already shown a flair for Russian composers with their superb recordings of Rachmaninov's three Symphonies also for Chandos around 2008-11.

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Denis Urval

Prokofiev, en cinq actes

2015年6月1日にフランスでレビュー済み

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Les vrais amoureux de la musique de Prokofiev n'ont pas le choix : le célèbre et relativement populaire Troisième concerto pour piano ne peut suffire à étancher leur soif, même si on lui adjoint le Premier pour faire bonne mesure. Non seulement le très important second Concerto est désormais sorti de l'ombre, mais il faut aller au bout de l'expérience, réhabiliter le concerto pour la main gauche (n°4) dont son destinataire Paul Wittgenstein n'avait pas voulu, sans oublier le feu d'artifice du Cinquième concerto, dont Sviatoslav Richter s'était fait le défenseur. Comme le rappelle dans la notice de ce coffret Jean-Efflam Bavouzet, chacun de ces cinq concertos de Prokofiev a un plan différent, aucun ne ressemble tout à fait aux quatre autres. Et si chaque grand compositeur est quelqu'un qui invente non seulement un autre univers sonore mais un autre climat, une autre gamme émotionnelle en musique, alors Prokofiev est certainement un grand compositeur, ici comme dans les sonates pour le même piano, car sa musique à la fois griffue et sensible, maligne et innocente, facile à aimer et difficile à cerner, ne ressemble à aucune de celles qu'on avait déjà entendues avant lui. Etonnant aussi comme le modernisme des années 1910-1930 n'a pas pris une ride.

Même si on n'aime pas beaucoup les intégrales, et que beaucoup des grandes versions de ces œuvres sont des versions isolées, ce beau coffret en rouge et noir, avec une notice intéressante, où Jean-Efflam Bavouzet dialogue avec le chef Gianandrea Noseda et le BBC Philharmonic comme pour les Concertos de Bartók, a de quoi séduire.

Concerto 1, op. 15. Coup d'essai et coup de maître d'un quart d'heure tout juste, d'une insolente jeunesse avec un tendre intermède central et un retour irrésistible à la fin du thème initial. Repère : Sviatoslav Richter et Karel Ancerl (Supraphon) Tchaikovski - Prokofiev - Bach : Concertos pour piano n° 1 . Côté orchestre, on peut rêver plus ample et plus coloré, mais d'emblée, ce Prokofiev alerte et tonique fait dresser l'oreille.

Concerto 2. Repères : Yakov Zak (Praga) Brahms : Concerto pour piano n° 2 - Prokofiev : Concerto pour piano n° 2 , et aussi Malcolm Frager avec René Leibowitz, à rééditer. C'est là que Jean Efflam Bavouzet m'a entièrement convaincu que cela valait la peine de mener à bien son projet. Dans cette œuvre dont il dit qu'elle est digitalement très éprouvante, il ne cherche pas à se mesurer directement aux grands russes, à se grimer en Jean-Efflamovitch Bavouzov, un natif de Novosibirsk à la poigne d'acier. Non, son subtil second concerto suit une autre voie, il est extrêmement élégiaque en son début, mais aussi vraiment étincelant dans les mouvements suivants, et parodique quand il faut. La célèbre cadence du premier mouvement est habitée et la vague enfle sous ses doigts d'une manière impressionnante, débouchant sur un grand retour de l'orchestre particulièrement réussi. Le second concerto est dédié à la mémoire d'un ami suicidé, et c'est une œuvre extrêmement personnelle : Bavouzet et Noseda en donnent une interprétation qui marque, et rend justice à toutes ses facettes.

Concerto 3. On ne prête qu'aux riches : après les versions historiques comme celle de Prokofiev lui-même, William Kapell par deux fois Kapell Plays Brahms concerto 1 & Prokofiev concerto 3 , Gilels/ Kondrachine (avec un mouvement central parfumé et poétique à souhait), et sans compter toutes les intégrales, l'avalanche continue, avec Pletnev/ Rostropovich, Argerich avec Abbado puis Dutoit, Matsuev/ Gergiev, Lang Lang/ Rattle, jugé à tort sur la célébrité tapageuse du pianiste, etc. La version de Bavouzet et de Noseda est très plaisante, avec un côté chat en folie qu'on aime bien et une belle 4ème variation rêveuse dans le mouvement central. Le finale est un peu moins bien, mais Noseda phrase sans sentimentalisme excessif l'apparition de la grande idée lyrique de l'épisode central.

Concerto 4. repère: Rudolf Serkin-Ormandy (Philadelphie, 1958, CBS/ Sony Bartok - Concerto pour piano n° 1 / Prokofiev - Concerto pour piano n° 4 ). Curieusement, j'ai eu l'impression que Bavouzet prenait le Vivace initial trop vite, alors que les minutages avec Serkin sont très similaires. En revanche, dans l'Andante qui suit, les interprètes trouvent l'élan propre à cette page digne d'un pas de deux de Roméo et Juliette. Mais le Moderato du 3ème mouvement me plaît encore plus, Bavouzet s'y montre franchement swinguant et le caractère ambigu est très bien restitué.

Concerto 5, créé en 1932 par Furtwängler et le compositeur au piano, improbable duo qui semble avoir bien fonctionné. Repères : Richter/ Maazel (Emi), Richter/ Rowicki (DG) Prokofiev : Piano Concerto No. 5, Piano Sonata No. 8 . Dans les deux premiers mouvements on aimerait que chef et pianiste se" lâchent" un peu plus, mais la Toccata et le Finale sont vraiment bien, et dans le sommet du Larghetto, les interprètes nous révèlent des réserves de puissance inattendues.

Bilan: même si on peut imaginer à plus d'un moment un piano plus riche en couleurs et en contrastes, à connaître tout spécialement pour le second concerto, l'ensemble séduit, et c'est toujours un bonheur de retrouver ces cinq œuvres.

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プロコフィエフ:ピアノ協奏曲集

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