★LP時代、最も定評のあった「ローマ三部作」超弩級の名演。コロンビアへのステレオ録音を集大成。
LP初期の1957年から60年にかけてオーマンディが録音した「ローマ三部作」は、ステレオLP時代の屈指の名盤で、レスピーギが大編成のオーケストラを駆使して織り上げた音の絵巻を完璧なまでの精度で再現されている。当アルバムは、オーマンディがコロンビアに残したレスピーギ作品のステレオ録音を集成したもので、「ローマ三部作」のほかに、「ローマの松」「泉」の1968年の再録音、オーマンディにとって唯一の録音となった「鳥」と「教会のステンドグラス」を収録している。鮮明で拡がりのあるコロンビアならではの「360サウンド」が、作品の豊かなオーケストレーションを見事に音化してゆくオーマンディとフィラデルフィア管の手腕を活写している。
LP発売時のジャケット・デザイン使用日本初CD化4曲=DISC2