インバルの旧盤であるフランクフルト放送響のCDはほとんど揃えていました。
印象としたは力み過剰かつドライな響きの演奏が多くあまり好きではありませんでした。
このチェコフィルハーモニーとの新しい録音はいいです。
ホールトーンの良さも手伝って、インバルの円熟とも重なり、
とかく元気いっぱいの第5楽章もテンポも良く軽快に進んでいきます。
フィナーレも壮大でなかなか聴きものです。
東京都響とのものは、残念ながらオケの力量不足が否めず
あまり良い演奏はありません。
全部チェコフィルと入れれば良かったと思います。