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幻の仰天音源が出現しました。ムラヴィンスキーによるシベリウスの交響曲第3番で これまで誰も聴いたことがなかったものです。ムラヴィンスキーは1963年10月26日にレニングラードで同曲のソ連初演を行い その後4回しか演奏しなかったため 同曲異録音はもちろん存在しません。当ディスクは初演の翌27日の演奏会ライヴで ソ連全土へ放送するために録音されました。その後この音源は失われたとされていましたが 昨年ペテルブルグの放送局でオリジナル・マスターが発見され 未亡人に返還されました。未亡人は これまでの功績と恩義に報いるため この音源をアルトゥスでのCD化を許可 待望の発売となりました。ムラヴィンスキーは1946年にレニングラード・フィルとフィンランドへ演奏旅行を行いましたが その際 ザンデルリンク(もちろん親父の方)とシベリウス邸を訪問し 大作曲家に謁見しています。自身 シベリウスを高く評価していました。 さて演奏と解釈ですが これが驚きの名演。贅肉のない研ぎ澄まされた音楽はシベリウスにぴったりですが 当時60歳のムラヴィンスキーの覇気と推進力 さらに異常なまでの音楽の大きさに圧倒されない人はいないでしょう。しばしば現れるフォルテの強烈さはスヴェトラーノフやゴロワーノフにも劣りません。録音もモノラルながら非常にクリアで臨場感たっぷり。当時のソ連放送局の録音技術の高さに驚かされます。さらに アルトゥスが現代最新技術による同音源の擬似ステレオ化も収録。「擬似ステはちょっと…」という先入観を覆す出来となっております。ムラヴィンスキーの未知の音源がこれほどのクオリティで出現するのはまさに奇跡。シベリウスの交響曲第3番の評価さえ変える凄い演奏です。