ストラヴィンスキーには、バレエで火の鳥、春の祭典、ペトルーシュカが有名です。このプルチネルラは隠れた名作です。
1983年の映像ですが、悪くありません。十分楽しんで鑑賞出来るレベルです。2006年DVD発売になっているので本当に見る機会がなかった作品です。
このハインツ・シュポエルリ版は振付・音楽ともに愉快に楽しめる作品です。ストラヴィンスキーがこんな楽しい曲を書いていたなんて驚きです。
愉快さでは、オーストラリアバレエ団のコッペリアに次ぐかも。それ位私は気に入りました。プルチネルラ(男性)とピンピネルラ(女性)は恋人同士ですが、二人の掛け合いはとても楽しいです。大人も、高学年なら子供も楽しめると思います。やはりバレエ音楽は映像があって相乗効果をもたらすものだと思います。現在ランベール・ダンス・カンパニーのものも出ていますが、こちらは少し筋が分かりにくいです。