我が家のコレクションにダフ・クロの全曲盤がない事に気が付き、アマゾンで検索・・・
ふとブーレーズ盤が目に止まり購入!
ブーレーズに近代フランス音楽のイメージがなかったのだが、イイ意味で期待を裏切ってくれました・・・
オケがBPOなのもあるが、木管泣かせの難曲をいとも軽やかに吹き切ってます!!
合唱はベルリン放送合唱団、古代ギリシアの神秘的な雰囲気を醸し出しています・・・
第2組曲単独での演奏が多いが、是非とも全曲を聴く事をお薦めします、感動の度合いがグッと揚がります!!!
ラヴェル:バレエ音楽〈ダフニスとクロエ〉
ピエール・ブーレーズ
(アーティスト, 指揮),
ベルリン放送合唱団
(アーティスト),
ゲルト・ミューラー=ローレンツ
(指揮),
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(演奏),
ラヴェル
(作曲)
&
2
その他 形式: CD
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
曲目リスト
1 | バレエ音楽《ダフニスとクロエ》 第1部 序奏 |
2 | バレエ音楽《ダフニスとクロエ》 第1部 宗教的な踊り |
3 | バレエ音楽《ダフニスとクロエ》 第1部 全員の踊り |
4 | バレエ音楽《ダフニスとクロエ》 第1部 ドルコンのグロテスクな踊り |
5 | バレエ音楽《ダフニスとクロエ》 第1部 優しく軽やかな踊り |
6 | バレエ音楽《ダフニスとクロエ》 第1部 リュセイニョンの踊り |
7 | バレエ音楽《ダフニスとクロエ》 第1部 夜想曲 |
8 | バレエ音楽《ダフニスとクロエ》 第2部 間奏曲 |
9 | バレエ音楽《ダフニスとクロエ》 第2部 戦いの踊り |
10 | バレエ音楽《ダフニスとクロエ》 第2部 クロエ哀願の踊り |
11 | バレエ音楽《ダフニスとクロエ》 第3部 夜明け |
12 | バレエ音楽《ダフニスとクロエ》 第3部 無言劇 |
13 | バレエ音楽《ダフニスとクロエ》 第3部 全員の踊り |
14 | ラ・ヴァルス |
商品の説明
メディア掲載レビューほか
2曲とも20年近く前にも録音している。どちらも、最近のブーレーズらしくテンポをちょっと落として、ラヴェルの精緻で多彩な音色にあふれかえっているオーケストレーションをみせつける。素晴らしいリズム感は相変わらずだが、合奏力の高さで今回のBPOの勝ち。
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- 梱包サイズ : 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 80.32 g
- メーカー : ユニバーサル ミュージック クラシック
- EAN : 4988005312099
- 時間 : 1 時間 11 分
- レーベル : ユニバーサル ミュージック クラシック
- ASIN : B00006HB8H
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 407,792位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,050位バレエ・ダンス音楽
- - 5,170位現代音楽
- - 23,479位交響曲・管弦楽曲・協奏曲
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年1月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2016年5月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ブーレーズにぶっ飛びます。録音もとてもいいので、高音域がきれいに響きます。弦の雑味も、ほとんどありません。しかし、何よりもブーレーズです。強烈な曲の解釈を、存分に楽しめます。しかも、それが、オーディオ的にも快感なのです。マニアの方、オーソドックスなクラシックの演奏に飽きている方、これは、必聴です。ぜひ1枚どうぞ。
2014年12月19日に日本でレビュー済み
この "La Valse" 上品に聴こえて好きです。パロディーですが、そこは Paris の esprit が無ければいけないのです。Boulez は、やはり的に解ってますよね、これはいいです。"Daphnis Et Chloe"、もっとさんざめく、煌びやかな演奏も他にありますが、この演奏では、いろいろな part がそれこそ一つごと宝石の煌めきの様で、俯瞰して美しさを眺る感じです。BPO の技あっての演奏なのでしょう。概して Ravel の旋律は耳当たりが良いのでしょう、旋律優先の演奏が少なくないですが、実はオーケストレションの妙が感じられるのは、part の積上がり、その総体の響きに在って、局所的な強調では表現しきれないと思ってますので、この演奏が好みです。"Lever Du Jour" はいい演奏だと、大概的に気持ちよくなって一瞬イネムリ状態に陥り、最後のクレッシェンドで覚醒するのですが、この演奏もそんな感じのオキニの演奏です。最終章 "Danse Generale" でホントに目が醒めますが。このアルバム、Boulez のスコアへの目配りの深さだと思ってますが、そんなこんなで好きなんです。
2019年4月30日に日本でレビュー済み
私のCDライブラリーの中から、平成(1989年)になってからのベストCDは何かと眺めていたら、このCDが目に入った。出だしのフルートから壮大な物語絵巻に引き込まれて、広大な宇宙空間の旅に連れていってくれるような、素晴らしい作品である。バレエという視覚にうったえるものがなくても純音楽的によくできた作品で、合唱付きだとさらに音楽に深みが出る。音のバランスや広がり、弱音と強音のダイナミックレンジが広く録音もベストに入る。この時期のブーレーズの作品は10枚ほど持っているが、この「ダフニスとクロエ」がベストである。
2016年7月9日に日本でレビュー済み
フランス音楽の定番というべき組み合わせです。
ベルリンフィルという名器を使ってのラヴェルは、粋とかエスプリとかいったものには無縁ですが、ずばり華麗にしてシャープです。「ダフニスとクロエ」の次から次へと音が飛び出すアグレッシブなのもいいですが、私は「ラ・ヴァルス」の躍動感に魅かれます。「管弦楽のための舞踏詩」と副題にあるように、ヨハン・シュトラウスのオマージュとして交響詩の形で作られたので、高貴なウインナワルツを連想してしまうのですが、ワルツそのものがかなり自由奔放に変化しています。偉大な先達への敬意をこめながらも自分自身の解釈で創作し、目もくらむばかりのオーケストレーションを駆使する傑作です。
ブーレーズは打楽器類をぎりぎりのところまで目いっぱい鳴らしているので、15分足らずの作品が、鮮やかな原色を用いた舞踏会の一幅の大作のように仕上っています。踊る人々、さんざめき、輝く灯り、美しく飾られた衣装、きらめく食器などが目に浮かびます。
様々なジャンルをこなし、どのオーケストラと組んでも先々に応じたカラーで作り上げていく職人芸は、何度聞いても聞き飽きることがありません。
ベルリンフィルという名器を使ってのラヴェルは、粋とかエスプリとかいったものには無縁ですが、ずばり華麗にしてシャープです。「ダフニスとクロエ」の次から次へと音が飛び出すアグレッシブなのもいいですが、私は「ラ・ヴァルス」の躍動感に魅かれます。「管弦楽のための舞踏詩」と副題にあるように、ヨハン・シュトラウスのオマージュとして交響詩の形で作られたので、高貴なウインナワルツを連想してしまうのですが、ワルツそのものがかなり自由奔放に変化しています。偉大な先達への敬意をこめながらも自分自身の解釈で創作し、目もくらむばかりのオーケストレーションを駆使する傑作です。
ブーレーズは打楽器類をぎりぎりのところまで目いっぱい鳴らしているので、15分足らずの作品が、鮮やかな原色を用いた舞踏会の一幅の大作のように仕上っています。踊る人々、さんざめき、輝く灯り、美しく飾られた衣装、きらめく食器などが目に浮かびます。
様々なジャンルをこなし、どのオーケストラと組んでも先々に応じたカラーで作り上げていく職人芸は、何度聞いても聞き飽きることがありません。
2013年12月13日に日本でレビュー済み
ブーレーズのDGへの録音として採用されているオーケストラは
シカゴ交響楽団、ウィーンフィルハーモニー、ベルリンフィルハーモニー、クリーヴランド管弦楽団
いずれも超一流オケばかりですが、ラヴェルの色彩感がベルリンフィルの繊細な音色により
空気感というのも伝わってきます。
「ダフニスとクロエ」全曲版はデュトワ&モントリオール響が私の教科書なのですが、
いかんせん30年前の録音となりさすがの英デッカのものでも色あせ感もあり、
このブーレーズ盤はとても新鮮に感じました。
シカゴ交響楽団、ウィーンフィルハーモニー、ベルリンフィルハーモニー、クリーヴランド管弦楽団
いずれも超一流オケばかりですが、ラヴェルの色彩感がベルリンフィルの繊細な音色により
空気感というのも伝わってきます。
「ダフニスとクロエ」全曲版はデュトワ&モントリオール響が私の教科書なのですが、
いかんせん30年前の録音となりさすがの英デッカのものでも色あせ感もあり、
このブーレーズ盤はとても新鮮に感じました。
2004年8月1日に日本でレビュー済み
同じ指揮者の70年代のニューヨーク・フィルとの録音に比べると、明晰さ、クールさ、クリアな凄みには欠けるが、そのぶんゴージャスさや慈しみ深い雰囲気がみなぎった「ダフニスとクロエ」である。合唱の響き方や打楽器、独奏楽器の鳴り方を聴いていると録音も素晴らしい。「全員の踊り」などでは、ブーレーズらしからぬ(ベルリン・フィルらしい)乱れが散見するが、それも良し悪しというところか。しかし、このディスクで本当に素晴らしいのはカップリングされた「ラ・ヴァルス」である。これはこの曲の最高の演奏と思われる。曲の後半に向けて、狂ったように高まっていく仕掛けは、あっと驚く高揚を迎える。
2007年8月1日に日本でレビュー済み
1993年3月・1994年5月ベルリンで録音。ブーレーズとベルリン・フィルの組み合わせのラヴェルは『ボレロ』に次ぐ2作目である。
この『バレエ音楽』という分野にこの時期の作曲家たちは、オペラでも交響曲でもない新しい表現手段として相当に引きつけられたのだと思う。素晴らしい作品が目白押しだ。特にロシアのディアギレフ・バレエ団に請われて作られた作品はイゴール・ストラヴィンスキーの『火の鳥』・『ペトルーシュカ』・『春の祭典』など挙げれば切りがない。本作もそのディアギレフに請われて作られた作品だ。
実に映像的で精緻。『スコアを全て音にする』と言われるブーレーズならではの演奏だ。こういう演奏はやはり自身が20世紀を代表する作曲家の一人であるということがあると思う。スコアの解釈力がずば抜けているのだ。はっきり言ってこの作品の決定盤だ。
しかしながらベルリン・フィルというのはカラヤンの時とはまったく別の交響楽団のようだ。チャイコフスキーの『弦楽セレナーデ』の下品な演奏など聴くとほんとにビックリするくらい違う。フルトヴエングラーの頃の音とは180度違う。指揮者の力は大きい。
この『バレエ音楽』という分野にこの時期の作曲家たちは、オペラでも交響曲でもない新しい表現手段として相当に引きつけられたのだと思う。素晴らしい作品が目白押しだ。特にロシアのディアギレフ・バレエ団に請われて作られた作品はイゴール・ストラヴィンスキーの『火の鳥』・『ペトルーシュカ』・『春の祭典』など挙げれば切りがない。本作もそのディアギレフに請われて作られた作品だ。
実に映像的で精緻。『スコアを全て音にする』と言われるブーレーズならではの演奏だ。こういう演奏はやはり自身が20世紀を代表する作曲家の一人であるということがあると思う。スコアの解釈力がずば抜けているのだ。はっきり言ってこの作品の決定盤だ。
しかしながらベルリン・フィルというのはカラヤンの時とはまったく別の交響楽団のようだ。チャイコフスキーの『弦楽セレナーデ』の下品な演奏など聴くとほんとにビックリするくらい違う。フルトヴエングラーの頃の音とは180度違う。指揮者の力は大きい。
他の国からのトップレビュー

Our Excellent Adventure
5つ星のうち1.0
lousy
2021年12月12日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
lousy mastering, ridiculous return policy