全集の1作。西側のメジャー・オーケストラと若手~中堅指揮者が演奏するブルックナーとはかなり違った印象を受ける。少しも威圧的でなく,音色もやや軽く,しかも地味。全曲69分,本当に自然に流れて行く。スケールは小さいが,好感の持てるブルックナーだ。 -- 内容(「CDジャーナル」データベースより)