交響曲第2番は1952年2月11日、序曲は1948年11月6日のモノラル録音ですが、交響曲第2番はモノラル
にしては想像以上に聞きやすいです(鼻が詰まったステレオ?といった印象を受けました)。
演奏内容はもはや言い尽くされているかと思いますが、厳格な炎の固まりが音楽の深層に一気にたたみ
かけて来る痛快なものです。カラヤン以降の指揮者の模範となった不世出の大指揮者トスカニーニによる
偉大な芸術です。もはや「すごい」の一言しか出てきません。
演奏は当然★5つですが、録音が古く解像度に難があることが否めないため4つにしました。