勿論、ガーシュウィン集を全て聴いた訳じゃないけれど、それでもこのCDはガーシュウィン・トップ3に入ると確信している。特に後半ド~ンと構えるロバート・ファーノン編曲・指揮による「ポーギーとベス組曲」は出色の内容。録音があの"フェイズ4"なので重量感タップリのオーケストラも完璧。これまで「ポーギーとベス」と名の付くジャズ系インスト音源は片っ端から聴いたが次元が違う(こっちはクラ系だが)。これは、あのマイルス・デイヴィスとギル・エヴァンスのColumbia音源の更に上をいく、史上最高の演奏だと信じて疑わない。豪華、絢爛、威風、堂々、荘厳、重厚、濃密、妖艶、奔放、劇的、知的、洗練、繊細、清楚、整然・・・歯の浮くような台詞が止まらなくなるので、これ位にしときますわ(笑)
#1 Rhapsody In Blue
#2 American In Paris
#3 Porgy & Bess Symphonic Suite Part 1
#4 Porgy & Bess Symphonic Suite Part 2
■ The London Festival Orchestra / Stanley Black(#1,2) / Robert Farnon(#3,4)