ヤープ シュレーダー

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バッハ無伴奏ヴァイオリン作品を弾く バロック奏法の視点から

ヤープ シュレーダー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784393931813
ISBN 10 : 4393931815
フォーマット
出版社
発行年月
2010年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
共著・監修・編集など:寺西 肇
242p A5

商品説明

モダン楽器でバロック音楽を演奏するときに知っておきたいこと
ヴァイオリンをはじめ弦楽器関係者には、ぜひ一読をお勧めしたい本。

必ず一度は弾く必須レパートリーの名曲を、今や無視できないバロック奏法を生かして弾くにはどうしたらよいのか。

1960年代から古楽復興運動をリードしてきたバロック奏法の大家が、バッハ名曲の演奏法を伝授します。
ピリオド楽器(バロック・ボウ)の特性とその奏法、音楽の背景にあるバロック時代特有の音楽観を、簡潔にポイントを押さえて紹介したあと、1曲ずつ譜例をまじえて、テンポやスラー、アーティキュレーションの方法、舞曲のリズム感の表現、論議のある箇所(自筆譜と現代譜の違い)など、ていねいに解説していく。


目次
第1部 バロックの様式と演奏法
イントロダクション
バロック奏法について――全般的なアプローチ
右手――弓を操る腕
左手――ポジション、音律、調弦、ヴィブラート、装飾
フーガについて――ヴァイオリンによるポリフォニー
手稿譜とエディション

第2部 バッハ 無伴奏ソナタ&パルティータの演奏法
ソナタ 第1番 ト短調 BWV1001
パルティータ 第1番 ロ短調 BWV1002
ソナタ 第2番 イ短調 BWV1003
パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004
ソナタ 第3番 ハ長調 BWV1005
パルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006

内容詳細

目次 : はじめに / ◆第1部 バロックの様式と演奏法 / イントロダクション / バロック奏法について  全般的なアプローチ / 右手 弓を操る腕 / 左手 ポジション、音律、調弦、ヴィブラート、装飾 / ヴァイオリンによるポリフォニー フーガについて / 手稿譜とエディション / ◆第2部 バッハ 無伴奏ソナタ&パルティータの演奏法 / ソナタ 第1番 ト短調 BWV1001 / アダージョ、フーガ、シチリアーナ、プレスト / パルティータ第1番ロ短調 BWV1002 / アレマンダ、ドゥーブル、コレンテ、ドゥーブル、サラバンド / ドゥーブル、テンポ・ディ・ボレア、ドゥーブル / ソナタ 第2番 イ短調 BWV1003 / グラーヴェ、フーガ、アンダンテ、アレグロ / パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004 / アレマンダ、コレンテ、サラバンダ、ジガ、チャッコーナ / ソナタ 第3番 ハ長調 BWV1005 / アダージョ、フーガ、ラルゴ、アレグロ・アッサイ / パルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006 / プレルーディオ、ルール、ロンド風ガヴォット、メヌエットI.II、ブーレー、ジーグ / ◆エピローグ / 補遺 想定される速度表示 / 主な参考文献 / 訳者あとがき

【著者紹介】
ヤープ シュレーダー : ヴァイオリニスト、指揮者、教育者。1925年生まれ。アムステルダムとパリでヴァイオリンと音楽学を学ぶ。ヒルヴァーサム放送室内管弦楽団、オランダ弦楽四重奏団での活動を経て、1960年にグスタフ・レオンハルト、フランス・ブリュッヘン、アンナー・ビルスマとともにクアドロ・アムステルダムを結成。いわゆる古楽運動の牽引役として、音楽界に多大な影響を与えた。エステルハージ・クァルテット、ロンドン古楽アカデミー、スミソニアン・チェンバー・プレイヤーズなどで活躍

寺西肇 : 音楽ジャーナリスト。1965年、神戸市生まれ。産経新聞大阪本社文化部で音楽担当として、幅広いジャンルについて執筆。特に古楽では、G.レオンハルト氏ら50人以上の演奏家にインタビューを行った。2009年3月に退社、フリーとなる。バロックヴァイオリンを中山裕一氏、寺神戸亮氏らに学ぶ。指揮と室内楽を延原武春氏に師事。05年5月にバッハアルヒーフ・ライプツィヒ内のゾンマーザールで「バッハと偽作」をテーマにパフォーマンスを行うなど、バロックヴァイオリン奏者としてのステージ経験もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 燕 さん

    研究書や専門書を読むのが好きだ。だって神は細部に宿るっていうじゃないか。ロマン派的な感性で重々しく感情的になったバッハの作品をどう解放すべきなのか。それは絵画の修復に通じる。システィーナの壁画がススや加筆を除かれ、再び明るく輝かしい色彩を取り戻すように、バロック時代の軽やかなダンスのリズムとバロック楽器の透き通った音を取り戻すこと。レオンハルトも言っていたっけ、作曲家は楽器の音色から曲を作ると。無伴奏ヴァイオリン作品を題材にしているが、けしてテクニックよりではないのが面白い。古楽を聴く人が読んで楽しい本

  • まどれーぬ さん

    ソナタ1番AdajoとFugaだけ。面白かった!

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ヤープ シュレーダー

ヴァイオリニスト、指揮者、教育者。1925年生まれ。アムステルダムとパリでヴァイオリンと音楽学を学ぶ。ヒルヴァーサム放送室内管弦楽団、オランダ弦楽四重奏団での活動を経て、1960年にグスタフ・レオンハルト、フランス・ブリュッヘン、アンナー・ビルスマとともにクアドロ・アムステルダムを結成。いわゆる古楽

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